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慶應の建築デザインシステムデザイン工学科|都市建築デザイン研究室
国際性も慶應の建築教育の特色です。英語で行われている大学院授業の一つに「建築設計スタジオ」があり、毎年その内容を変えながら行われていますが、2019年度には3名の教員によるスタジオ制をとり、大学キャンパス再編計画に取り組みました。履修者の約4割を占める留学生と日本人学生とが混在するように3スタジオに振り分けて、1スタジオあたり4~5名の少人数のスタジオ制です。国際的な環境であっても、結局のところ日本人学生グループと留学生グループに分かれてしまうのはよくあることですが、少人数のグループでは分け隔てなく議論が展開します。
日本の学生と留学生が混然一体となった教育環境が整ってきたのは、慶應の建築に外国人の教員や海外での設計・教育経験のある教員がいることに加えて、修士課程における海外の大学とのダブルディグリー・プログラムが活用されてきた結果でもあります。海外で修士号を取得して慶應の修士課程へと再び戻ってきた大学院生たちが、日本人学生と留学生との橋渡し役となり、教育環境の国際化に大きな役割を果たしています。[3]
[1] 慶應義塾大学理工学部創立75年記念史編纂委員会編,慶應義塾大学理工学部75年史:1939-2014,慶應義塾大学理工学部,2014.5 [2] Keio University,"基盤技術を総合的に活用し新しいシステムをデザインする",システムデザイン工学科 | 慶應義塾大学理工学部,2022-12-27,https://www.st.keio.ac.jp/departments/faculty/sd.html [3] 佐野哲史,国際化と建築教育-慶應義塾大学理工学部の十余年にわたる実践から(<連載>建築をひろげる教育のいま 19),日本建築学会 建築雑誌,1752巻,pp.24-25,2021.8 Links
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